〜​開業に寄せて3つの約束〜

  代表の金田 (かなだ )よりご挨拶申し上げます。SHERPATHのホームページを訪問頂きありがとうございます。こちらでは、弊社の運営を通じて子どもたちに伝えていきたい私の思い(それは同時にいつも自分自身に言い聞かせている信念でもあります。)をお伝えし、最後に保護者の皆様へのお約束をお伝えします。
 

 先ず最初に、人生にはまわりの人から学ぶことこそ多くあり、自分ひとりの努力では得られないことでも人と出会うことで新たな発見を得られること。かけがえのない友人や知人が人生を豊かにしてくれるということであり、能動的に人に出会う機会を増やしインプット、アウトプットを繰り返すことでたくさんの学びを得られます。そのためには、常に自分自身に満足せず、固定観念にとらわれず、素直に人に接し、自らもよく考え発信していくことで、世界がどんどん開かれていきます。そして自分の人生に少しでも関わりを持ってもらえた人々に感謝して毎日を過ごすことがさらに新たな出会いを呼び込むことに繋がります。

 誰しも進学や就職、転校や転勤、転職等で新たな出会いを経験しますが、その過程で自らの考えと意思で行動を起こした結果の出会いと受動的に発生した出会いとでは、その質が異なるため、十分に準備を整えて迎えた出会いの機会を創出することが重要です。

 

「私はまだかつて嫌いな人に出会ったことがない。」

と胸を張れるほど、私は人格者ではありませんが、映画評論家として活躍された淀川長治さんのこの書を拝見して以来、その書を「そのひとのいいところを見つけて接していくことで双方に豊かさが育まれる」と解釈し日々努めています。子どもたちにも同様に接しながら、長所を伸ばし、素直な気持ちで学ぶことと自らよく考え準備し行動することで様々な人や事象に出会える力が生まれることを伝えていきます。

(注記:オリジナルは米国のコメディアンだったウィル・ロジャースの言葉で

“I never yet met a man that I didn't like.”

 

 

 

 

 

 

 続いてトップページでも触れたシンギュラリティ(技術的特異点)について思うところをお伝えします。その存在を私が知ったのはしばらく前ですが、理解を深める出会いのきっかけは、弊社で採用する教材(現時点では予定)を開発するベンチャー企業の創業社長と田原総一郎さんとの対談記事でした。予想される通りに2045年にシンギュラシティを迎えAI(人工知能)が人間の能力を超えるという事態を想像すると、多くの人は不安を先に覚えることでしょう。しかし2016年の現時点でAIは人間の生産性を高めてくれる非常に有り難い存在であり、いきなり映画「ターミネーター」の世界が訪れるわけではありません。シンギュラリティとの出会いという人類史上もっとも数奇な事態も十分な準備をした人にとっては、質の良い出会いとなり、そうでない人にとっては不安が現実となってしまうのではないでしょうか?2045年にあなたはどうしているでしょうか?今の子どもたちは、働き盛りを迎えていますね。その時にはどんな働き方、生き方をしているでしょうか?

 
 先日、AIに関連した次のような記事に出会いました。

”アメリカのジョージア工科大学では、IBM社が開発した人工知能“ジル・ワトソン”が実験導入され、ティーチングアシスタントとして5カ月間、学生たちとメールなどのコミュニケーションを行った。そしてジル先生が人間ではないことを知らずにやりとりしていた学生の大半が「(AIとは)気がつかなかった」と答えた”

 AIの進化に感心する一方で、教育現場での教師の在り方に目を向けてみると、その役割の中で、「ティーチング」は既にAIに任せられるレベルに到達しているという現実がこの記事からも窺えます。

 

 既に20年も前のことですが、私は日本で大手予備校の正社員として教壇にたち、教室運営責任者をしていました。当時、集団型授業では、どうしても平均層を対象にした内容にならざるを得ず、そこに疑問と限界を感じた経緯があります。その問題の解決策はこれまで長らく実現出来ませんでした。SHERPATHで導入するICT(情報通信技術)教材にはAI活用型の最新の教材がありますが、AIがティーチングを行うことで、個々のスキルに応じた学習が実現され、学習効率の点では圧倒的な成果が得られることに疑いの余地はありません。(注:現状では完全なAI化に至っている教材はありませんが、その日も近いと確信しています。)

 

 一方で未来を想像して夢を語り、目標を共有し、子どもたちのモチベーションを高めたり、態度や顔色から精神状態や体調を見守ったり、礼儀礼節、他者への思いやり、人への感謝などを指導するのは人間にしかできません。それらの大切さは、予備校教師を辞めた後、商社に転職し十数年にわたる海外駐在経験の中で多様性に触れることで、たくさん学びました。自らの経験を基に子どもたちに様々な価値観を伝えるのも、教師としての重要な役割ですが、人的ネットワークと社会経験が乏しくなってしまう職業環境が日本の教育業界には根強くあったのも当時の転職の動機となりました。見聞・見識を広めるべく教育業界を一旦飛び出し、シンガポールおよび各国で様々な人物と出会い学ぶことで、今は経験に裏付けされた話を子どもたちに伝える準備が出来たようにも感じています。

 

 また2013年にはパートナーにも恵まれベンチャー企業への投資事業会社をふたりの旧友と共同で起業し現任しています。起業以来、約150社ほどのベンチャー企業の情報を得て、多くの優秀な起業家たちにも会う機会に恵まれました。最先端のテクノロジーやサービスとそれを生み出す人々に触れられ刺激的な日々ですが、ファウンダーやその仲間、彼らを支援・協業する人々や先駆的に製品やサービスを導入する企業の決定権者には共通点があります。チャレンジ精神はもとより、理解力、論理的思考力、判断力、決断力、柔軟性と創造性が高い点、また変化すること、変化を起こすことを楽しんでいる点です。これらの能力は日本の教育現場で一般的な受動型授業や詰め込み型訓練で培われるのでしょうか?もっともその訓練により、日本の小学生の基礎学力が比較的高く維持されている点は評価に値しますが、これから変化の多い未来を考えた時、それだけでは不十分です。物事を的確に捉え、自らよく考え、アウトプットするという学習の重要性は長く議論されていますが、ほとんど実現に至っておらず、親の世代あるいはそれ以前と基本的に同質の教育が行われており、遅々として教育改革が進んでいないため、新しい学びの環境をお届けしたいと考えています。

 ここ数年、EdTech(Education Technology)の領域でもベンチャー企業が台頭して来ており、旧態以前の教材メーカーの苦戦が始まっています。弊社の設立までに、100社ほどの教材メーカーを調べ、選定協議を重ねて来ました。その中でも論理的思考力をはじめ、本当に必要な能力の獲得を効率的に目指す、秀逸な教材のみを厳選しました。私の思いと通ずる信念のあるクリエイターたちと出会った今こそ、改めて教育の世界に戻り、激変する近未来や、シンギュラリティの到達という数奇なタイミングに生きる喜びを子どもたちと共有し、成長の一助となるべく開業を致しました。最後になりましたが、前述の思いを基に、弊社の運営を通じて、3つの約束を記します。

①技術革新のメリットを最大限に活用した教材で学習効率に繋げ、

 「根本的な能力と成績を同時に伸ばすこと」

②モチベーターやマネージャーとしてコーチングを通じ

 「なぜ学ぶのかを理解させ、自律学習を定着させること」

③最新の情報を発信、共有し、未来を想像させ、新しい価値を創造できる

 「想像・創造力の源を育て、前向きな精神力を高めること」

以上、微力ではございますが、鋭意取り組んで参りますので、是非ともSHERPATHの教室に気軽にお越し下さい。

2016年10月

SHERAPTH 代表 金田 健(かなだ けん)

  

〜​SHERPATHの由来〜

 教室名のSHERPATHは、SHERPA+PATHの造語です。SHERPAはエベレストの頂上(サミット)を目指す登山家をサポートするシェルパ族に由来します。また首脳会議(サミット)に先立ち調整会議を行なう側近や代理人、鉄道の急勾配区間で使用される補助機関車もシェルパと呼ばれます。PATHには人がとるべき道筋、方向、生き方という意味があります。子どもたちに強力なシェルパの様に寄り添って、共に“頂上に向かう道筋を探求する”という信念を込めています。

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