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プログラミングってなに?何が身に付くの?
「小学校でも必修化なのに大人の私が未経験。プログラミングを子どもにどう伝えたら...」
「会社でDX促進、AI導入が始まったので、プログラミングへの理解を深めたい。」
そうした保護者の声をよく耳にする様になりました。"プログラミング未経験の呪縛"のようなぼんやりした悩みを多かれ少なかれ抱えている方がほとんどではないでしょうか?
「プログラミングを勉強しているが、忙しくて挫折しそう...」
「学生時代に早くからやっておけばよかった...我が子には明るくなって欲しい。」
と言う保護者の方もきっといらっしゃるかと思います。
あらゆる物にコンピューターが搭載され、IoT化やAI化が進む現代社会では、プログラミングの仕組みを理解することは、必須の教養で「現代のリベラルアーツ」とも言われています。避けては通れない学習課題で、兼ねてからそう言われる英語学習と同様に必要性が高まりました。
プログラミングを一言で表すと「コンピューターに”正しく指示を出すこと”」で、未経験の時点では難解なイメージがあるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。なぜならプログラミング的思考と呼ばれる論理的思考過程を、日頃から全ての人が家事や仕事で行っているのです。毎日の食事を作る過程に例えて考えてみましょう。(ビジネスの過程も並行して考えてみます。)
:健康で笑顔になるメニューを考える。(マーケティング)
:冷蔵庫の中の食材を確認する。(リソース効率)
:お得なお店で食材を購入する。(コスト効率)
:調理を順序よく短時間で行う。(生産効率)
:美しく盛り付けをする。(UIデザイン)
:快適なテーブウェアを準備する。(UXデザイン)
:笑顔で楽しく食事をする。(やりがい、達成感)
:無駄なく片付けをする。(産業廃棄、環境保護)
これらの過程の細部に渡り、効率の良い段取りを考えますよね?これがまさに論理的思考過程です。子どもがお手伝いをしたり(協業先に外注したり)もしますが、そうした時も過程が明示され、”正しく指示を出すこと”が行われなければ、幸せな食事の時間や、製品・サービスは産まれません。日常にはプログラミング的思考、論理的思考の産物があふれているのです。
また、コンピューターと人間を繋ぐのがプログラミング言語で、コンピューターはそれを「0」と「1」の数字に置き換えて動き出します。その指示内容によっては、反応が遅くなってしまうため、的確でシンプルな指示が必要です。それはやはり、家事、育児、仕事においても重要で、論理的思考力の向上が欠かせないことがわかります。
近い将来、食事を作る過程の全てをAIやロボットができる様になるでしょうし、既に一部のプロセスは自動化が始まっています。コンピューターにプログラミングをしてAIやロボットを動かすことで自分の意図や意思を表現し、その結果として生活の自由度や幸福度を上げることが、プログラミングの先にあります。それは、エンジニアやプログラマーだけで実現するのではなく、関わる全ての人の論理的思考力の結集によって産み出されるのです。試行錯誤を繰り返す中で、思考力、判断力、表現力を高められる事が、プログラミング学習の有効性であり醍醐味なのです。
楽しくなければ学びじゃない。
遊びを学びに変える。
マイクラッチJrコース
マイクラッチJrコースは、パソコン操作の経験がない低学年でも楽しく学べます。算数や理科の内容を盛り込みながら、プログラミングに必要な知識や技術を学ぶビジュアルプログラミングの入門教材です。エンターテイメント要素を取り入れた動画教材に沿って楽しく学んでいくことができます。マイクラッチJrコース終了後、マイクラッチコースへの移行が効果的です。
「Jr」と「マイクラッチ」の違い
プログラミングで最重要となる論理的思考力は、年齢を問わず重要で、早期に鍛えたい能力ですが、低学年の子どもがいきなりプログラミングに比重をおいた学習をするのは負担が大きいため、ジュニアコースでは算数や理科の要素を取り入れつつ、プログラミングを学んでいくのに必要な知識や技術を学習していきます。ジュニアコースではX、Y軸のみで学び、マイクラッチコースでは、X、 Y、Z軸を用いるなど、子どもの理解しやすさに配慮したカリキュラム設計が行われています。
マイクラッチコース
欧米では教材として学校で導入されたり、その評価も高いマインクラフトとスクラッチを融合させたビジュアルプログラミングコースです。自分でプログラミングをして、マイクラの世界の中に建物を建てたり、ゲームを作るボリューム満点のコースです。マイクラやスクラッチの経験者もより楽しめ、これからの子どもも「マイクラで”学ぶ”」新しい体験をしてみましょう。コース終了後は、本格的なテキストプログラミングコースに挑戦しよう。
マインクラフトの魅力
マインクラフトは世界中で大ヒットしているサンドボックス(砂場)型ゲームです。砂場遊びには決められたシナリオがなく、子どもたちが各々、自分の創造力で好きなものを作り上げますよね。マインクラフトにも決められたシナリオやストーリーがなく、地球上を模した自然の中で、自由な発想でオリジナルの世界を作り上げることができます。デジタル版のレゴと例えられることもある様に、思うがままにあらゆるものをデジタル空間の中に表現することができるのです。一度でも触ってみると、子どもたちが夢中になる理由がわかるはず。そんな創造的な世界観のゲームとプログラミング学習を融合させるオリジナルソフトをD-SCHOOLが独自開発しました。マイクラフト未経験の方は、こちらのマインクラフト公式チャンネルの動画をご覧いただき、その世界観を感じてみてください。
D-SCHOOLが選ばれるわけ
”ICT教材のセレクトショップ”と自称するSHERPATHですが、これまで幾多のプログラミング教材に触れ、導入検討を繰り返してきました。保護者の皆様も選択肢が多くてどの教材が良いのかお悩みではないでしょうか?ご縁あって出会ったD-SCHOOLは、ベンチャースピリッツと子ども心を併せ持ったプロが集うクリエイター集団です。多彩な顔ぶれで、プログラマー、エンジニアはもちろん、教職経験者、マーケティングの専門家などが揃っています。そのため、子どもの目線に立った細かなカリキュラム設定と豊富なボリュームに加え、UI、UXデザインの質の高さも光ります。何より楽しく学べることへのこだわりが随所に盛り込まれた教材になっているので、確実に子どもたちのスキルや論理的思考力が高められる教材です。学習成果の確認のためにプログラミング検定に挑戦したり、プログラミング入試に備えたりすることも一緒に実現していきます。シンガポールで正規にD-SCHOOLのコンテンツを学べるのはSHERPATHだけで、D-SCHOOL直営校のプロ講師によるオンラインライブも行われます。
楽しい動画がたくさん。
子どもの目線で作り込まれたエンターテイメント性のある動画を繰り返し見ながら、自分のペースでじっくり学べます。紙のテキストも併用します。
ステップ学習で確実に。
毎回、基本→応用→確認テストの3部構成で、理解度を確認しながら進むので、確実にプログラミングスキルと論理的思考力が育ち定着します。
ガジェットネイティブになろう。
コンピュータの操作スキルや情報収集能力も同時に高めていきます。吸収力の高い年齢時にガジェットネイティブの素養を身につけます。
ロブロックスコース
ロブロックスは、総ダウンロード数4億を超える世界でもっともアクティブなゲームプラットフォームです。プログラミング学習教材としての設計意図もあり、教材としても高評価を得ています。このコースではテキストプログラミングを学び、ロブロックスのゲームエンジンで本格的にオリジナルの3Dゲームを制作します。ビジュアルプログラミングの次は、このコースで本格的なテキストプログラミングに挑戦して自分の作った作品をプラットフォームを通じて世界中の人々に届けよう。
未来を見にいこう。
プログラミングの実用性を学ぼう。
こちらのコラムでは、プログラミング学習の実用性について掘り下げていきます。
冒頭では、生涯に渡り必要な論理的思考力の大切さに触れましたが、その実用性について考えてみましょう。今まさに産業革命に匹敵する大きな変革期を迎え、日本でSociety5.0と呼ばれる、近未来社会に差し掛かっています。こちらは経団連のオフィシャルチャンネルに掲載された近未来の生活の様子です。今の子どもたちが大人になる頃には、この様な社会が訪れると予測されます。
行動経済学において、人は新しい変化や自分に経験がない事象を受け入れる事が得意ではないとの研究があります。変化による損失を回避したいという「損失回避バイアス」が発生するためだと言われています。先ほどの映像を見て未来の社会を前向きに受け入れられないモヤモヤとした気持ちになる部分があったとすれば、損失回避バイアスによるものではないでしょうか?
しかし冷静に情報を収集して、論理的に理詰めで考えてみると、動画に登場する様な生活習慣の変化は紛れもなく起こる事が分かります。これまでに人類が発明、開発してきた様々なテクノロジーが指数関数的に成長を遂げ、分野を超えた融合が起こる事で、劇的な社会変革を起こし始めているのです。
私たち大人の世代の価値観や経験値を凌駕する時代がやってきます。そうした社会で、AIやロボットを産み出して活用する側になるのか、それとも仕事を奪われる側になるのか?さらにその先には、新婚旅行で月に、海外赴任ならぬ地球外赴任では火星に住む子ども(あるいは孫)と衛星VRライブでコミュニケーションをする様な日が来るかもしれません。寿命はどんどん伸びて人生100年時代は本当に到来するのですから!その頃にはシンギュラリティ(AIの知能が全人類の知性の総和を超える技術的特異点。2045年説あり。)を迎えているかもしれません。
大切なことを忘れてはいけません、そうした社会を実現する技術やビジネスの礎には、必ず各分野のスペシャリストたちの論理的思考力が結集していることと、未来をつくるのは、今の子どもたちであり、思考力とともに機敏さと冒険心が必要なことを!
話を現在に戻しますと、論理的思考力を重視する流れは、2021年から新たに実施された大学入試共通テストにもみられます。「思考力、判断力、表現力」を重視する内容に変わりました。これら3つの力はまさにプログラミングの過程で必須になる能力です。中学高校入試では、図形問題の比率が上がる傾向が既にみられますが、その理由は図形問題は代数問題よりも論理的思考能力が測れるためだと言われています。さらには、「プログラミング入試」を実施する中学・高校も増え始めています。「思考力、判断力、表現力」を試すのにはプログラミングが最適とも考えられ、機敏さと冒険心は評価に値することの裏付けですね。一方で必修化されたものの、公立学校で充分なプログラミング学習が行われるか?は今のところ定かではありませんし、プログラミング教育に格差が生まれ始めることも想像に易いですね。
こうしてみると、激変する未来にも変化する入試にも、「論理的思考力」が共通項であること分かります。もっともこれまでの社会でもそうだったのですが、これからDXが進化する社会では、より新しいコト・モノを作り出す場面が増え、プログラミング学習を通じて育まれる「思考力、判断力、表現力」が実用性が高まります。
また、教室でもっとも人気がある図形専門教材「玉井式 図形の極」でも論理的思考力が大きく育つ事が分かっていますが、表現力の育成においては、プログラミング教材がより効果的だと考えられます。それもマインクラフトやロブロックスといった創造性溢れるコンテンツを活用しつつ入念に作り込まれた楽しく学べる教材がより効果的であることに疑いの余地はありません。